[人間力事業担当]

アイデンティティ養成委員会 事業方針

委員長 外丸 浩行  

~健やかな心と身体で「何を想い、何ができ、何をすべきだろうか」を考える~ 

我々の故郷である比企地域は1市、7町、1村から成る緑深い山々と豊かな河川に抱かれた美しく歴史ある共同体です。人びとは「和」を尊び、小さな共同体の家族や地域の人びとが互いに助け合うことで故郷が、そしてその延長線上に大きな共同体たる国家が創造されます。 

2018年は平成30年という節目を迎えますが、日本は西暦よりはるかに長い2677年もの長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴いた国家です。この領土に住まう国民が主権を持つことで、立法、行政、司法の三権分立に基づいて統治されています。私たちは、先人たちの意思を受け継ぎ、運命共同体として未来世代へ伝え、つながるために現状を把握し、まずは地域社会に対し「何を想い、何ができ、何をすべきだろうか」と考えていく必要があります。 

例えば、デフレーションによる経済の悪化、超高齢社会への突入と人口の減少へとつながる少子化、グローバリズムといった国境を越えた考え方、海外からの脅威とそれに伴う憲法のあり方など、これら様々な社会情勢は複雑に絡み合い、かつマスメディアの受動的な情報の伝達によって、私たちは結果的に「何を想い、何ができ、何をすべきだろうか」を考えることが難しくなっているように感じます。 

そのような時に大切なのは単に知識を学ぶだけではなく教養を学ぶことであり、ここでの教養とは歴史や世界に対する態度、評価をすることと捉えます。つまり、自分自身はどの共同体に帰属し、どの方向に向かいたいのかという自らの軸と指針を持つことなのです。そして、時代の変化を全て受け入れるのではなく、時には懐疑的に、また時には順応する。こうした微調整を繰り返していくことが現代を生きる上で必要な学びなのだと捉えます。

私たちはこうして得た学びをしっかりと故郷に活かしていくことが大切であると捉えます。
その学びを活かすためには相手にわかりやすく伝えられることが大切だと考えます。その学びと故郷に生かすことができるのも青年会議所ならではの心得と活動内容にあると感じています。

そして、その心得を遺憾無く発揮するためには心も身体も健やかである必要があると考えます。若い時期の不規則な生活習慣はゆっくりと確実に身体に負担をかけていきます。私たちの委員会では健やかな身体を心と共に養成していきます。その活動を通して生活の質を高齢者になっても維持できる確かな知識と習慣を学びの中に取り入れていきます。

こうして得た健やかな心と身体は率先垂範し活躍できる人間力を生み、アイデンティティを養成するプロセスとなれると確信し、私たちは、ひとりひとりのつながりを大切に、人の「和」を尊んでいきます。

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